現行制度の違和感

コロナで体調悪化をきたす患者さんが多い中、現在でも２年前の重症度分類によって入院調整が行われています。第７波の特徴として、コロナ肺炎よりも、高熱・咽頭痛からの脱水、誤嚥性肺炎や基礎疾患の悪化に伴う死亡者が多い印象です。呼吸不全の有無に基づいたトリアージや重症度分類は現状を反映していないように思います（全身状態の悪い患者さんは総じてSpO2は低下しますが…）。

本日も集団接種のお手伝いでした。昨年は一人でも多くの方に早くワクチンを打つことが終息につながるとの想いでしたが、多くの国民が３回目接種を終え、かつ、マスクをしている真面目な国民性を嘲笑うかのようなコロナウイルスが憎いですね。