子供のいない社会

2022年の出生数がついに80万人を切りました。想定より11年早く少子化が進んだことになります。地元の校医をしていると年々減少する児童・生徒数に、果たして学校が存続できるのかと危機感は常々感じておりました。

解剖学者の養老孟司先生は「お金にならない自然は価値がないと消している。先行きの分からない子供も同じで、子供自体には価値がないから投資しなくなっている。だから、自然と同じように子供もいなくなっている。」と述べています。政府は少子化対策に取り組んでいるようですが、遅きに失した感がありますね。