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2013年 05月 18日
昨日の中部臨床で広島大学脳神経内科の松本教授の講演を拝聴する機会がありました。先生は鴨島町の御出身ということで、阿波弁を交えての脳卒中に関する講演は大変有意義なものでした。
脳卒中後の希死念慮ががん患者さんよりも高率であるというデータは衝撃でした。お元気に生活をされている方が一瞬で不自由な生活を強いられる脳血管障害の恐ろしさと、その発症要因となる全身性アテローム血栓症(ATIS)に対する治療の重要性を再認識致しました。 #
by yata-clinic
| 2013-05-18 17:37
| 講演会・研修会
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2013年 05月 04日
安倍首相がトルコを訪問中です。
トルコといえばあまり馴染みがない国のようですが、実は大変な親日国のようです。 1890年にオスマントルコの軍艦エルトゥールル号は、公式親善のため来日しました。しかし、帰国の際、現在の和歌山県串本沖で台風により沈没してしまいました。乗組員のうち581名が命を落とす大惨事となりましたが、村民たちの手厚い救護のおかげで、69名が無事トルコに帰ることができたそうです。 それから95年後の1985年、イラン・イラク戦争でテヘランに取り残された日本人を救出したのはトルコ航空だったのです!(欧米各国は軍用機で自国民の脱出を計りましたが、自衛隊の海外活動が禁止されていた我国は、有事の際の邦人救出ができなかったため。) 今回の安倍首相の外遊が両国の益々の友好に寄与できればと願います。 それにしても猪瀬都知事の失言は痛かったですね… #
by yata-clinic
| 2013-05-04 12:22
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2013年 04月 30日
肥沼信次(こえぬま のぶつぐ)先生を御存じでしょうか。
日本医大卒業後、東京大学放射線科を経て1937年ドイツに渡りベルリン大学医学部放射線研究室で学ばれました。実験と研究に打ち込みベルリン大学医学部で東洋人として初の教授資格を取得されました。 1945年ベルリン陥落直前の日本大使館の避難・帰国命令に従わず、終戦直後のドイツ・リーツェン市で流行したチフス対策に一人奔走されました。ソ連軍占領下、医薬品や食料もない劣悪な難民収容所でただ一人の医師として多くのドイツ人患者の治療を行ったそうです。 しかし先生ご自身もチフスに罹ってしまい、1946年3月8日37歳の若さで死去されました。死の直前、看護師に「桜が見たい」と言い残されたそうです。東西ドイツ統一後に肥沼先生の偉業が我国に紹介され、リーツェンには日本から桜の木が贈られたそうです。私が肥沼先生の偉業を知ったのは最近の事ですが、深い感銘を受けましたのでご紹介させて頂きました。 #
by yata-clinic
| 2013-04-30 19:18
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2013年 04月 27日
私が研修医の頃には先輩医師の診察や技術を見て技を盗め!と言われてきましたが最近の新臨床研修制度の影響もあり、現在では研修医向けの大変すばらしい医学書やDVDが発行されています。私のような内科医が専門外の病気を勉強する上では大変役立っております。
「プライマリ・ケアの現場で役立つ一発診断」という本の中に瞬時の判断は臨床医の重要な能力と述べられています。最近の認知心理学によると、人は意識することなく瞬時に意思決定をしており、しかもその決定のほとんどは間違っていないそうです(同書より引用)。 最近、生しいたけを食べたら起こる「しいたけ皮膚炎」を皮膚科の先生にご指導頂きました。これも経験しなければわからない発疹ですね。次回は一発診断を! #
by yata-clinic
| 2013-04-27 18:17
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2013年 04月 21日
今日の徳島マラソンがフルマラソンデビューでしたが、なんとか制限時間内に完走できました!(ゴール時後続ランナーは殆どいませんでしたが.....Qちゃんと2回ハイタッチできたのが嬉しかったです。)サポートしてくれた家族、アドバイスを頂きましたランナーである義理の兄、不在時の往診や外来診療を快く引き受けてくれた院長に感謝致します。
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by yata-clinic
| 2013-04-21 20:19
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