アメリカ人戦史研究家ロビン・リエリー氏（小田部哲哉氏編訳）による特別攻撃隊（特攻隊）に関する著書です。米軍からはKAMIKAZEと恐れられた特攻隊ですが、厳密には航空機以外にも水上・水中部隊もありました。外国人には理解できない狂信的な戦法として受けとめられている特攻ですが、著者は武士階級の発展とその精神が文明開化後の日本人にも受け継がれた結果であると述べています。日米史料を突合させての詳細な戦闘記録は目を見張るものがあります。僅かですが徳島白菊隊の記述もありました。「米軍の猛威を止めることはできなかったが、伝統の継承としては成功した」との言葉が印象的でした。
昨日イオンシネマ岡山で鑑賞しました。内戦下のアメリカで、大統領に取材を試みるためワシントンDCを目指す報道カメラマン達の苦悩が描かれています。戦闘シーンは迫力満点ですが、そもそも内戦に至る経過や原因が不明のため、最後までしっくり行きませんでした。所々にアメリカの闇が描かれており、人種差別によると思われる虐殺シーンは衝撃でした。
10月13日お礼参りに広島東照宮を参拝しました。秋祭り当日・戌の日ということもあり、境内は多くの参拝者で賑わっていました。
昨年から木曜日休診となったため、今年も半田病院で健康診断を受けました。いつもは診察する立場ですが、健診を受けるのは緊張しますね。特に胃カメラは経鼻でも嘔吐反射が強くて、毎回検査の先生にご迷惑をおかけしています。コロナ禍までは多忙で自分の健康状態を顧みることもなかったのですが、開業医は身体が資本のため、引き続き体調管理に努めたいです（以前も述べましたが、開業医の平均寿命は70歳、かつ60代での死亡割合は3割とのデータがあります）。
10:00から17:00過ぎまでWebで聴講しました（座りっぱなしでお尻が痛くなりました）。内科開業医の患者さんに多い疾患や生活習慣病の増加に対する重症化予防の取り組みの重要性について、各専門家から実地臨床に有益な知見を学びました。
